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2012年 04月 28日
もう一度言います。
くまちゃんの短編をまた読んで胸を熱くする。
文字通り、泣く。

共感して、言い当てられて、このようになりたい、自分もなんとかしたい、と思って
わーーーーっ!となる。
この感動を誰かと共有したい。

だけど、そんな事は出来やしないともう気付いてる。
映像とか音とかと違って、文章は他人と一緒に受け入れる事ができない。
そもそも吸収するスピードが違って足並みは揃わないし、
どこに重きを置くか、何に衝撃を受けるかはそれこそ人それぞれ。
感性は千差万別だ。
皆が皆同じ人生を送っているわけじゃない。
例え同じ人生だったとしても、人の考えている事がまったく同じになるはずがない。

それでも昔は胸を熱くした時、言葉があふれた時、
似た考えの人に会ったり電話して、話を聞いてもらった。
時には、真に共感出来た事もあっただろうけど、
今はそのようにはしない。
これを受けて、自分がどうするか?
自分の行動を見てもらうしかこの感動を伝える手だてはないのだ。
感動して、胸を熱くして、そしたら自分にはこんな事が出来たんだ。
こんな事が出来るほどに、この物語はスゴいんだ。
君も読んでみてよ、きっとすごいから。
共感を求めるのなんて厚かましいから、せいぜい勧めたり、本をプレゼントするだけ。

お金の事とか、人間関係とか、損得とか、
そのような事を総合的に判断して、尚かつ自分にとってもプラスになるように。
もっと言えばクライアントの担当者が決めやすいように、クライアントの社内で好評価が得られるように、担当者がやりやすいように、消費者にも受け入れられるように、結果クライアント全体の得になるように。
そのような仕事の仕方がおれにはきっと出来ない。
そこまでの頭の良さがない。
そう思って前の仕事は辞めた。
広告代理店ってそういう事が求められた。
おれのいた会社は特に厳しい環境だった。

もっとシンプルに。
この服はかっこいい。ださい。着たい。所有したい。こんないい商品がある。お薦めしたい。売りたい。こんなかっこいいものを生み出す人にお金が渡るようにしたい。本当に価値あるものが評価される世の中になったらいい。日本人にものを見る目を持って欲しい。金額とか世間の評価とかじゃなく、個人の判断基準を大事にして欲しい。

そんな事を思って、仕事をかえます。

いつの間にか仕事の話になってた。
7ある短編のうち、きっとどれかに共感するでしょう。
仕事や恋愛の人生の中での重点、そもそも何かを、誰かを好きになるという事。
大プッシュ!
角田光代「くまちゃん」


ちなみにおれは「光の子」が一番いい。
今もこれを読んで、衝動的に書いたのだ。

# by chegao | 2012-04-28 19:51 | 日記
2012年 04月 22日
back in the days>>>
角田光代「くまちゃん」を読んで胸熱した、という話。

もともと題名と帯に惹かれてハードカバーで読んでて
(昔「くまちゃん」というそのままのあだなの子にひかれた事があったのだ)
それは2、3年前の事だったんだけど
内容はとにかく皆がふられる短編集としか覚えてなかった。

なんとなく文庫で欲しくなって買って、そのまま一気読みしたら
全然恋愛だけの話じゃなかった。
思いがけず、恋愛と仕事が大きく絡んだ話だった。
仕事というか、恋愛と、それ以外の人間生活?
そうすると、生活には仕事が大きな要素になってくるから、やっぱ仕事。
20代〜30代前半くらいの自分以外の人の影響が大きい時期の、仕事。
っておれも真っ只中だけど。
忘れてたのか、今だからの感想なのか。
あと誰かが誰かを思うというルールの短編の中には男同士の話もあって、
(ゲイとまではかないけど)
それさえも忘れてた。

曰く、恋愛とは、その相手のようになりたい、そいつに勝ちたい、というような感情も含む。
なんかもう、勝てないなあなんて思ったりとか
その人を目指す事なのか恋なのかが曖昧だったりとか
ぶっつぶしてやりたい、及ぼしてやりたいとか
思ったりもしたなあ。
相手に認められるためにがんばったりとかもね。
結局手に入らんかったり、今もまだちょっと悔しい気持ちが残ってるのもある。

恥ずかしげもなく言えば、中学くらいからかな、友人を強く意識したりもしたけど
おれはもともとは恋愛と憧れとが区別つかないままごちゃごちゃになってるのが始まりであったのだな。たぶん。
今思えばね。
時間を経てそれを肯定する事を選んだ。
だからまあ、対象が男でもこれは恋でいいやと思えるし素直にしてる。

恋と恋とも区別する前の、
もしくは恋とは言わないような執着する気持ちとか
ただ人を強く思うという事が描かれていて
心底共感したし角田光代の書く事への執着みたいなものに驚愕した。
シンプルだ。
何と呼ぶかは勝手にすればよろしい。
その中身を、しっかり手にしていればそれでよろしい。
人には伝わらないかも。
そりゃたまにはちゃんと伝えなくてはいけない時がある。
このブログもそうだけど人に言うならちゃんとわかるように言葉にしなくてはいけない。
ただとにかく、くじけるなよ。

や、本当はこれは後づけの感想で、
登場人物それぞれの仕事に対しての感情こそが胸熱だった。
無力だとむなしくなったり
自分のやってる事なんてくだらないと感じたり
成功とは何か、考えたり。
うわあああああああ
と思った。

喫茶店に入ってずーっと読んでて
読み終わって出てから、胸は熱くなったままで、ポカンとした。
誰かに電話してみたりそんでわーっとこの熱を放出するようにまとまらない話をして。
そういう事は、しなくもないけど、抑えるように。
本や映画は、誰かと共有するためのものではなくなった。
寂しくもあるけどもうそういう時間は過ぎたんだと思う事にしてる。
おれなんて人一倍そういう事してきたけど。

本当に向き合って、ガツンと衝撃受けた時は
人に言うのではなく、
自分で
お前はどうなんだ、やってんのか、おい。というような気になる。

今もこうして本一冊で頭ごっちゃごちゃになるしわーわーっ!てめちゃくちゃに叫んでたりたくなる。
人の頭かき混ぜたり叫ばせたりさせる側になれる日は来るかな。
部屋片付けよう。

# by chegao | 2012-04-22 10:14 | 未分類
2012年 04月 10日
no going back
会社を、辞めました。
一週間と少し経ってるけど、
恥ずかしながら今も引き継ぎの仕事を残しているし
お客さんへの挨拶も済んでなかったりする。

あんだけ何かをやり続けてたけど
仕事なんて、おれがいなくても誰かがいるし、どうにかなると思ってた、
でも最後、どれだけやっても仕事が終わらなくって
最後の3日前くらいに「あ、もう仕事してちゃだめなんだ」とわかった。
つまり仕事は本当に無限にあって、
でも辞めるならもう終わらせるという作業をする事で人に迷惑をかけないようにしなくちゃだめで
無限に切れ目を付けてはいけないと気がついた。
けどもう遅かった。
これに関しては本当に失敗だと思ってる。
次こんな時があるのか、わかんないけど
次は絶対こんな失敗しちゃいかんな。
面倒臭さに関しては突然消えちゃった方がまだましかも。

そんな訳で、まだ、抜けきれていないきもち悪い日々です。
なんとなく、Facebookとかで「辞めた!!」ってすぱっと言えない。
そのくせ平日の昼にふらふらしてるっていうこの後ろめたさよ。
あーあ。
まあこれは終わらせるしかない。

『ヒミズ』をどうしてももう一度見ておかなくてはと思い
神奈川まで足をのばした。
今回もコンディション万全じゃなくって寝たりトイレに立ったりしたけど
やっぱ良かった。希望。

三羽省吾のデビュー「太陽がイッパイいっぱい」と
神奈川でふと買った桐野夏生「残虐記」を読んだ。
三羽はともかく、桐野夏生マジでうなった。
想像する事、つまりそれがおれは一番大事と思う。
この2冊を色んな場所で読んだ。
思い返せば久々にヘッドフォンをしてない事が多くて
色んな会話を耳にしながら読んでた。
「その辺のエビデンスがとれてないのが怖いんですよ」
「そりゃ月経も上がったような女にはなりたくないわよ」
「男と女の友情なんて成立するかっての」
「朝まで待つなんて言いませんけどもね」
どの会話よりも、本の方がおれにはリアル。
逃避ではないつもりなんだけど、想像の世界の方を信じたい。っていうか重んじたい。
結構マジ。病んでもない。

さて。アパレルに行きたいと思っててね。
http://www.eyescream.jp/special-all/interview/takayuki-fujii-long-interview/?side
このインタビュー。これすごく共感。
店員の方が単純に洋服ってものに対しては楽しい
ってあたりからおいおいと思い始め
僕の中ではメンズはもう新しいものはないと思ってるんです。でもそれをデザインし直すんじゃなくて、やっぱり足したり引いたり、そのさじ加減だと思うんです。
とかウンウン
クリーニングに出すような服でもないし、洗ったら縮むからワンサイズ上を買うとかっていうのが僕は嫌なんですね。最初から最後まで、買ってから破けて使えなくなるまでサイズが変わらないっていう。服を着ることによってストレスになってほしくないんです。
とかまで行くともはやそうなの!そうなの!
もう興奮状態でした。
しかも顔もかっこえええええええ
ファッションに関する事をちょっと勉強しようと思う。
なんていうか、ブランドの立ち位置とか、デザイナーの信念とか。
今の状況を。

これまでの広告業界でもさ、
勉強するし確かに面白いと思う事はあったんだけど、どこか苦痛があって。
というともっともらしいけどね、要は斜に構えてたんだよね。
はいはいそうですか、とか
おれにはわからん関係ない世界だぜ!とか。
そういうので逃げない、自分という人間そのものでぶつかっていく世界にいきたい。
例えばださい!とかこいつモグリだぜ!みたいに言われかねないという事。(知らんけど)
成功しなくちゃなんも格好良くない事。
それにね、本当に共感できて、信念で働くっていう状況に身を置きたい。

そういう事を、考えてる。

あとは
『スモーキングハイ』を見た。
安心のフランコクオリティ。
頭悪い売人の役でも、やっぱりにじみ出る人の良さ。
かわええええええ


というかんじ。
あとは勉強します!英語の!ニューヨークに行くのだ!

# by chegao | 2012-04-10 05:34 | 日記
2012年 02月 13日
はじまるよ
部長に「辞めたい」という宣言をした!
メールで!

去年から相談があります、とは言ってて
本当はちゃんと直接言わなかん!と思ってたけど
時間合わないしなんかもう腰が引けちゃうしで気付けば2ヶ月過ぎてた。
時間遅すぎんのも迷惑だし、とにかく知っといてもらうことが先決だ!と思って。
今週話しましょう、との返事。
いやあ、始まった。ここからは一気に。もう迷いはない。
こっからじゃなきゃ始まらないぞっと!

ドキドキするなあ。
でも、いい意味でのドキドキ。

金曜にガスヴァンサントの「ミルク」を見たんだがその話。
初のゲイの公職者とかいってまあ社会背景とかは他人事じゃねーんだけど、
完全にラブストーリーとして見た。というかジェームズフランコしか見てない。
フランコやべーだろ。

見てこのキラースマイル。
ショーンペンが劇中撮った写真だけど最後にここだけもう一回見たし画像保存したわ。
去年「127時間」を見て、
あの密室とも言えるシーンをあれこれ飽きさせずに見せるダニーボイルYABEEEEEE!!!ってなって
あの時はダニーボイルのたいして長くもないWikiページを眺めるのが日課になってたけど、
あの映画はフランコの魅力(顔)なくしても成り立たないと思ってて。
ミルクも出てんの知ってたけどあんまり興味わかなかった。

で、見たらこの有様よ。
途中からは完全にもう元カレとしか見れんくなって
わけわからん他の男の面倒を見るショーンペンにやきもきしてた。
事前に読んだあらすじで途中でフランコとショーンペン別れるの知ったときすでに傷ついたし
本編見てもやっぱ傷ついた。
なんでおまえら今は別れてしまってるん!!!ってやりきれんくなったぜ。

これとか別れたあとのシーンだけど何キスだよ!ばか!!ってもう完全に我を失った。
フランコみてーないい奴いねーよ!ミルクのバカ野郎!

ほんとにいいよ、ラブストーリーとして。
これはおれ、もう一回見るでしょう。
下手したらDVD買うレベル。
フランコかわえええええええ

ミルクの撮影後、「おれこの前ショーンペンとキスしたんだぜ!」って言いふらしていたらしい。
まじでここまで俳優に入れ込むのは初めて。
最近そういう事多いよ。
わりとちゃんとものを見るようになってから、
って大学頃かな?人生的に意識がはっきりしてきた頃からww、
経験が重なって、その積み重ねから、好きなものを特定し始めた。

そういえば、書いてなかったけど、「ヒミズ」がまじで最高だった。
ここ一年くらいおれのヒミズを撮るやつぁどんなもんじゃっつって園子温ウォッチをしてきて、
愛のむき出しとか、直前の恋の罪はひっでえ!と思ってたけど、
(園作品初見の冷たい熱帯魚は清々しくて良かった)
あれを見て一発で好きになった。
「ヒミズ」を読む目線が、同じだと思った。
あれは希望の物語なんだ。
つって超青臭いけど。
でも、どれだけ希望をイメージできるか?
それを最後の最後に古谷実が描いてるってことを、ちゃんと拾い上げてた。
今のタイミング的にも正しかった。
震災への目配せも頼もしかった。
きっとはずれもあるけど、おれはこれからも園子温を見る。
これからもはずれの中にたまに来る一発がたまらなく楽しみだ。
そういう、ものの愛し方。

ていうかほんとのところは悔しいんだよ。
おれ、なんとなくヒミズを映像化するなら、ってイメージがあって。
プロットの建て方とか同じこと考えてたんだもん。
最初はこのシーンから初めて、タイトルがここから始まって。
簡単にしか考えてなかったけど、もう、やられた、と思った。
今後はすべて二番煎じになってしまう。
それを、園子温は「やった」。
おれは「やってない」。
非常に大きいよ、この違いは。
だけど、「やる」方に方向転換。

うおーたかぶるな。
今日の夕方、メールを送ってから、状況は変わり始める。
きっと辞めてどうなっても後悔だけはしないと思う。
辞めなかったとしたら、その時にだけ後悔する。
武者震いだぜ。
安定的なものは、もうおれには合わないとわかった。
いや、やっぱ厳し過ぎて戻ってくるかも?
でも人生本当に戻ることなんてあり得ない。
楽しみだ。

最後にやっぱりフランコオオオオ!!!
めっちゃかわいい。

最近、いい男を見ても以前のようにくっそーあんなにいい男がいるのに!なんてことは思わない。
おれ自身がいい男になってやるのだ。
すげーあほみたいだけど
面白い人に、なりたいなあと思う。


なんだかこんな書き散らし、大学あたりと変わってなくてどうしよう

# by chegao | 2012-02-13 04:21 | 日記
2012年 01月 12日
27歳の別れ
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくやります

東京事変解散のニュースから
もちろん東京事変を聞きながら早めに帰り、
気付いたら私のかわいいiTunesたらクラムボン、そしてボノボ。
クラムボンてたまに聞くとものすごくいいよね。
そこから繋がってACOの新曲と、カバー曲を数曲ダウンロードしました。
町の歌詞って全然知らなかったけど
あのささやき声じゃなく、はっきりと声張って言われるとドキッとするよね。
"せつない歌はもううたわないよ"
なんて。
エッそんな事言ってたのドキーンッ!っていう。

また新たな年を迎え
ここ最近お決まりの目標は
「日記(手書きのやつ)を書く」
という現実的で、結果の明らかなものに、なりそうな気がします。
いつも抽象的過ぎなもんですから。
そして、今年はものすごく環境が変化しそうだから、
年を経た時に、アレッあの時のおれ何故あんなことを。なんて思ったらすぐ取り出せるように。

また改めて発表しようかと。
おそらく今週末日記帳を買ったのちに。
一昨年からリング綴じの紙を差し替えられる手帳使ってたけども
やっぱちゃんと紙を綴じてるやつがいいやね。
1冊ずつ消費してる感が。

# by chegao | 2012-01-12 01:57 | 日記


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